

オリンパス × ブライセン 内視鏡開発支援20年の軌跡と未来への展望
ブライセンは2003年より、オリンパスグループの内視鏡開発現場にて技術支援を行ってきました。単なるリソース提供ではなく、パートナーとして現場に深く関わり、長期的な信頼関係を構築。
開発支援だけでなく、業務改善やドキュメント整備、後進育成など多面的に貢献しています。
今では複数名体制で支援を行い、オリンパス様にとって欠かせない存在として、20年以上の協力関係を継続しています。

会社情報 | オリンパス株式会社(Olympus Corporation) https://www.olympus.co.jp/ |
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代表 | 取締役 代表執行役社長兼CEO(最高経営責任者)ボブ・ホワイト(Bob White) |
事業内容 | オリンパスグループは、内視鏡や顕微鏡などを中心とした医療・ライフサイエンス分野において、世界をリードする光学・精密機器メーカーです。 特に消化器内視鏡では世界トップシェアを誇り、最先端の診断・治療を支える機器を開発・提供しています。 患者と医療従事者の双方にとって安全で質の高い医療を届けるため、グローバルに製品とサービスを展開しています。 |
お取り組み内容
ブライセンとオリンパスの協業は20年という歳月を重ねてきました。たった一人の担当者から始まったこの関係は、技術支援の枠を超え、共創と信頼によって育まれてきた特別なパートナーシップへと発展。
パートナーシップのあり方
立場や契約を超えて「共に成果をつくる仲間」としての関係性を築いてきたブライセン。現場で求められる以上の行動や配慮を積み重ねてきたことで、「社員より社員らしい」と言われる存在に。これが、20年続くパートナーシップの根底にある姿勢です。
医療機器開発にかける想い
命と直結する医療機器開発において、製品知識や現場理解は不可欠。ブライセンは、単なる仕様実装ではなく、“なぜその設計が必要か”まで掘り下げた支援を大切にしています。こうした誠実な姿勢が、医療現場の信頼に繋がっています。
コミュニケーション文化
オリンパスの現場では、立場に関わらず意見を交わせる風通しのよい文化が根づいています。ブライセンのメンバーも、その一員として自発的に提案や改善活動に参画し、チームの中で自然に役割を果たすことができる関係性が築かれています。
オリンパスの特徴と強み
グローバルで高いシェアを持つオリンパスは、医療機器開発において厳しい品質要求とスピードを両立する企業です。ブライセンはその期待に応え続ける中で、「技術」だけでなく「人」を見てくれるオリンパスの文化に強く共感し、成長してきました。
今後の協力関係について
20年で築いた信頼を土台に、次は“共創の質”をさらに高めるフェーズへ。ブライセンは現場支援にとどまらず、プロジェクトの初期から提案・改善に関与する体制を強化。ともに医療の未来をつくる「戦略パートナー」としての価値を深めていきます。
長期視点に立った人材育成と組織強化
芥川の姿勢を受け継ぐ若手が育ち始めています。単なるエンジニアとしてではなく、顧客の文化を理解し、信頼を築ける人材へ。ブライセンは現場で学ぶ仕組みとともに、チームとして成長する組織力を高め、持続的な価値提供を目指しています。
サプライヤー像の変化
かつての「指示通りに動く外注」から、「共に考え、提案し、成果を出す共創パートナー」へ。ブライセンはその象徴的な存在として、オリンパスの開発現場で信頼され続けています。今や“社員同様”の存在として受け入れられるまでに進化しました。
業界変革と将来の展望
医療業界は、技術革新とグローバル化の波にさらされています。その中で、製品開発もスピードと柔軟性が求められる時代へ。ブライセンは現場に深く根ざした支援を強みに、オリンパスと共に未来を見据え、業界の変革に貢献していきます。